自民党総裁選と危険な顔ぶれ

まるで異色の芸能人スターを集めたようなニュース映像だった。
国民目線からの乖離感は否めない。
マスコミはそもそもスターばかりを重宝してきた。芸能人も評論家も、マスコミに気に入られてこそ花が咲く。マスコミ主導型のスターだけが世の中を彩る仕組みになっているわけだ。
国民のどれほどがその光景を覚めた目で見ているのだろうか。
それを意識してか、マスコミも時折真実味あふれる問題提起をするが、いつしかマスコミ側に洗脳されている光景を見る。私もご多分に漏れない。そこが情報のメインルートだから仕方がない。よって、裏を探り裏を勘繰るベクトルだけはたえず保持していなくてはならないと思うわけだ。
それにしても今回の総裁選は気味の悪い顔ぶれだと思う。
特に石破という名には、古事記の解釈を手がけてきた関係で言うが、戦争臭がありありと漂う。それが防衛畑を歩いてきていることのシンクロや如何。
古事記の「黄泉の国」の段の序章に、石炸(いわさく)の神というのが出てくる。火のカグツチの眷属である。その意味するところは、岩をも砕く炸裂のこと。大筒の神(大砲)や鳥の石楠船(戦闘機)とともに、母イザナミを黄泉の国に送り込んだ張本人のひとりだ。石破=石炸。
https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/monoomoi/dan-e.htm
しかしもうすでに世界のいたるところに戦火あり。黄泉の国にあることは紛れもない。だから、名前から道標を示すタイプの者が現れてもおかしくはなかった。ついに兆候として現れたという思いだ。ここまで物事がシンクロすると・・それ以上はやめておこう。
麻生は大久保利通に始まり吉田茂の孫という。
吉田は戦後日本のためをと思い米と密約をしたに違いない人物だ。その呪縛を今の今まで解くこともできずに自民党は独裁を続け、売国行為の代わりに政権を維持してきた経緯ではなかったか。
そのことも、古事記には書かれ(預言され)ている。それが分からぬ神道神官たちでもあるまいと思うのに、国家神道にもなれば諌めもできず国策に殉ずるもののようだ。
https://rainbow.xn--kss37ofhp58n.jp/monoomoi/qbl-5.html#1
こうして、国民には何も知らされず、つんぼ桟敷に置かれたまま。
楽屋で裏取引が行われても、隠蔽すれば確たる証拠もないから、罰されることもない。
今となればもう、のべつ幕なしに目に付く売国奴的政策にも、国民は無関心になっている。舞台上で公然と行われても、誰も疑いも口を挟むこともない。だから、とことん結果の行き先を見なくてはならない羽目になってしまうというわけだ。
そこでどう展開するかの仮説である。
吉田は戦後の日本を立ち上げたが、末裔の麻生はその幕引きをするのではないかと思う。
大久保が日本を世界に開いたように、この家系には不思議な役割があり、麻生の名は「朝に生まれる」と解釈され、新しい時代の夜明けを象徴しているようだ。だから、彼の総裁成立を以て、新時代の幕開けとなるのではないか。彼の政策がどんな失策に終わろうとも、彼の名前はどの時点かを示す道標となるだろう。いや、溜めた起死回生の一打を持っているのかもしれない。
彼の内閣はすぐに終わるというのがおおかたの見方だ。
総選挙に敗れ、次に成立するのが小沢民主党政権になろうか。あるいは小沢を首班とする民主自民の連立政権になるかもしれない。
しかしこのときから米との関係が微妙とならざるを得ず、かつての阪神大震災が電磁兵器による人為災害であるなら、再度仕掛けてくるかもしれない。自民以外の政権は許さんとばかりに。
おりしも来1/25には小沢政権になっている。かつての村山連立政権の二の舞にされてしまう可能性が出てくる。しかも、米がまさに倒れようとしている最中ゆえに、容赦ない規模にならないか。
列島を二分するほどの災害なら、内乱含みの様相にもなってこよう。民主では政治が動かないとして、自民が再任され、石破が軍事色の強い政権を担うことになるという順を思ってしまう。
同時並行的に、不況に苛まれた世界は混沌として戦争色。そんなとき、石破政権ならどうするだろう。

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