我が家はカラスとすずめの賑わいとなり

本日は我が最大のコンビネーションに危機が生じた日であった。
美徳でなる鉄壁のコンビも、人の心の隙間を狙ってくる邪神の不安と疑念の楔打ちによって、危うくも瓦解の危機に瀕するものである。
なぜなら、人は彼ら傀儡子の意のままに動かされる存在だからだ。
最期は断崖における谷を背にしての大喧嘩となったとき、本源なる神が調停に動いた。
そして、寸でのところで互いの誤解が解け、気脈が通じていっそう鉄壁は強固となった。
この時点まで至らなければ、この鉄壁は完成しなかったのかも知れない。
--といったことを書いても、何のことか分からないであろう。
それは個人的なことゆえ、象徴的にしてぼかしたのである。
その一件は電話での和解で解決した。
そのタイミングに合わせるように、裏のベランダ越しに眺める視界の中に、一羽のカラスが大きく羽根を広げて現れ、物干し竿に停まった瞬間に、私と目と目が合ってしまった。
わずかその距離2m。
カラスは踵を返すようにして飛び去った。
カラスは、いろんな意味での警告者である、と中南米のインディオのナワリストは言う。
このときあった出来事に、重要な意味があることを告げていると見た。
かつてカラスとすずめが居なくなったことを書いた。
だが、最近は我が家の裏手でよく見るようになった。
カラスはまるで偵察しているかのように、朝な夕なに数mの距離にまで近づく。
すずめはつがいでベランダの中にまで臆せず訪れるようになった。
ここをお宿にしなさい。心で囁く。
すると、ベランダにいつまでも居ついている。
そこで、パチリ。
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「我が家はカラスとすずめの賑わいとなり」への2件のフィードバック

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    ブログのすずめ拝見しました。
    網戸越し?
    まるでシルクスクリーンの向こうに見える
    桃源郷のよう(^^)
    緑色の土手がいい具合に映っていて
    穏やかで平和な情景ですね。
    すずめとカラスが戻ってきて安心しました。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます。
    我が家から見えるささやかな自然の風景を愛でていただき感謝です。
    さよう、網戸越しで、ややぼおっとしています。
    最近、すずめやカラス、ツバメ、鷺、鳶ばかりでなく、様々な鳥が飛び交うようになりました。
    さえずりの声も間断ありません。
    一時はどうなっていくのかと心配したのですが、戻ってきてくれてほっとしております。
    むこうの池を囲むフェンスには、それを止まり木にして憩う鳥も多々。
    やがて大型鳥の鶴もやってくることでしょう。
    で、我が家、お宿として相応しかれと思うのですが、鳥たちの警戒心は並ならず、扉を開けたりすると、さっとどこかへ。
    餌付けは好まず、穏やかな気を送り、安らいでもらえるように試みております。
    また後日報を書く予定ですから、今後ともよろしくお願いします。

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