ホピと同様の警告を古事記もしていた

ホピと同じ警告を発していたのが古事記である。
いずれ将来、石や土でできた換気のいい住居に住み、大きな為政者が大事業を行い、国土の境界を策定すれば、縄張り争いが起こり大混迷の時代となっていく。
市場原理が生まれ、堅牢な船や空飛ぶ乗り物ができ、燃焼原理に基づく利器が生みだされ、爆薬や引火力あるものが兵器として使われるようになり、戦争の間で泣く者がたくさんでる。
そして最後に人間の文明は病態から死へと移行し、地獄の道連れ的戦争を経て、生き残るべき人類が次の時代に橋渡しされるという構成になっている。
古事記解釈(神々の生成~黄泉の国)
そのアウトラインは、ホピ族の伝承と何ら異なるものではない。
しかも古事記の機能もホピの場合と同様に、時の兆候としてこのような事物が現れてきたら、いまがタイムテーブルのどのあたりにいるかが分かる仕掛けであったようだ。
だから、その現象を圧しとどめるようなことはできなかった。
比定することの分析に手間取り、むしろ賢者が黙して語らずする手の傍観的諦観的立場でいるにすぎなかったと思われる。
だが、ホピの場合は座視するに耐えかね、伝統を破ってホピの長老が国連に訴え出た。
核兵器に関する「灰の詰まったひょうたん」の預言が昔からあり、このままでは滅びに至ると。
しかし、人々はごく少数の異端種族の叫びにはかまっておられない。
古事記にあっては、たった私一人だけが、このような暗号解読を成し終えた。無名の。何の拡販能力も持ち合わせない者が・・・どうすることもできない。
古事記の「黄泉の国」の段は、現代にまさに進行している事柄であると訴えても・・・どうにもならない。
人類はかくして、予定されたとおりに、強い催眠光線に曝されている如く、周りと同調することに安堵を覚えて猪突猛進していくレミングの如くふるまっていく。
具体的には、イスラム教とイスラム諸国を世界的に追い詰めている一連の行動が、本来なら簡単にその非が悟られるはずなのに、圧倒的な力で推し進められている。
ややこしいことに、生命はその逞しさを「反発」や「反抗」の時点で発揮するのだ。
だから、遺恨は遺恨を呼び、果てなく反抗は繰り返されて、とうとう最後は病原菌を絶滅させるような決定がなされるかも知れない。
かつて流行った恐ろしいペストを断った遺体の焼却処理。
類したことは、核兵器社会なら十分可能だ。
ただし、そのときは、地球の生態系がまるごと遺体に変貌しているだろう。
まさに「黄泉の国」すなわち冥界である。


古事記をこんなふうに解読する者が現れたこと自体、この世界が滅びに至ることが決定付けられたからであろう。それほどに、支離滅裂なのが世界の現状なのであり、手の施しようがない黄泉の国状態に陥ってしまっているのだ。
これからは、体感的に生きていても仕方がないと思う人々が増えていくだろう。楽しくない世界。不正義かつ不公平、それが改まる見込みのない世界。生きることが空しくなるような世界。
こういう世の中では、人の心は荒れすさむばかりにしかならない。
真剣に生きようとする者にとっては、非常に辛い世になっている。
自殺はますます増えるだろう。
暴力事件や性行為の低年齢化は、自分の生きる道などどうでもいいという心の闇の現われ。
心の闇は本人を治療するより以前に、世の中を治療すべきなのだ。
ま、どうせ滅びに至ることが決定付けられた世界。
やれるだけやんなさい。時間のあるうちに。

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